工作部: 2007年11月アーカイブ
今年の春頃からユーノス・ロードスターのリアスクリーンが徐々に変色しはじめた。ただディーラーで交換すると結構な金額(スクリーン部分のみで 4万円以上、幌全部交換で 10万円以上)がかかるので騙し騙し乗っていたら、この夏の暑さの影響で劣化が進み全面が真っ黒に変色してしまった。いよいよどうにもならなくなったのでヤフオクで交換用部品を落札し、先日の日曜日にやっと交換した。
変色したリアスクリーン。車庫入れ時には NA 開けをしないといけないが、その反面プライバシー保護効果はかなり高かった。ちなみにこの透明度の無さとビニールテープのつぎはぎでも、陸運事務局での車検に通った。
それでは交換作業開始。まずはリヤスクリーンの透明(だった)部分を切り抜くのだけれど…
スクリーンが硬化していて新品のカッターナイフでも歯が立たない。無理やり切ろうとしたら、布の部分が割れてしまった。この布の部分は内側にスクリーンを挟んでおり、それが割れてしまったのだ。
カッターでは切れないので、穴を開けてからは挟みでバキバキと切っていった。このとき硬化したスクリーンの細かい破片が飛ぶのでメガネは必需品です。
硬くて上手く角に沿って切れないので、まず大雑把に切ってから角の形に近づけていった。
上側はジッパーを開いて(NA 開けの状態で)切り抜いた。ここは硬化していなかったので、ハサミで切り抜くことが出来た。
やっとのことで旧スクリーンの取り外しを終了。幌側に残った細かいバリも、カッターナイフで削り落とした。それにしてもここまで硬いとは思わなかった。まるで厚いプラスチック板のようだった。
試しに交換用のスクリーンを重ねてみた。青い色がついているのは、スクリーンの両面に保護フィルムが貼られているため。おかげで作業中に傷をつけてしまう心配はなかった。
交換前に、幌の内部に溜まった汚れを雑巾で掃除。本当は旧スクリーンを切り取る前に、水で洗い流しておくと良かったのかも。
いよいよスクリーン取り付けの中央位置決め。正確に測ったわけではないが、内側から見て幌側の黒い帯の部分との位置関係を見比べてちょうど良い位置を選んだ。
そのままスクリーンをはめ込んで、どんな感じか確認。保護フィルムが貼ってあるけれど、それでも向こう側が透けて見えることに感動した。
いよいよ作業も大詰めに。スクリーン固定のためのボルト穴あけをするのだが一体どうやったら良いものか、説明書を見ても現物を見てもピンと来ない。暫く悩んだ後、外側から油性マジックペンでスクリーンの穴をなぞって幌にしるしをつける事にした。
狙い通り、穴あけ位置をつけることが出来た。ここをカッターナイフの先で小さな十字の切れ込みを入れ、まず細めのドライバーを、そして太目のドライバーを差し込んで穴を広げた。
そしてボルト、ナットでスクリーンを固定し、ジッパーを閉めてみる。ここで問題発生!ジッパーとボルトが近すぎて、閉める際に干渉してしまうのだ。無理に閉めようとすると、ジッパーが壊れてしまいそうだ。仕方が無いので穴の位置を決めなおし。といっても左右位置は合っているので、開けた穴から下に向かってカッターナイフで 1センチ弱の切れ込みを入れた。これで先ほどよりも低い位置で固定してもう一度ジッパーを閉めてみたら、今度は上手く閉めることが出来た。
リヤスクリーンの取り付け完了!最後に両面に貼られた保護フィルムを外す。この透明感は素晴らしい!
早速あたらしいリヤスクリーンのテスト。まずは NA 開け。これは問題なし。閉めるときにスクリーンを幌の布の間に挟まないといけないので、純正スクリーンを閉めるときよりは慎重に行う必要がある。
そして NB 明けにも挑戦。キット付属のスクリーン素材の切れ端で丈夫さは理解していたものの、さすがにこの瞬間は緊張した。重さや摩擦で折れ跡がついたり、割れたりしないだろうか…。
結果はご覧のとおり、まったく問題なし。これは凄い!
透明度もガラスに近い。少なくとも純正リヤスクリーンよりはずっとクリア。
交換にかかった費用はリヤスクリーン代(ヤフオクで 4,980円+送料等)とカッターナイフ 200円で、合計で約 6,000円。所要時間は幌の汚れや飛び散った欠片の掃除時間を含めて 1時間 20分ほどで済んだ。
このリアスクリーン交換キットには大満足。もっと早く交換すれば良かった。
追記:2008/1/17 ロードスターのリヤスクリーン交換 その後 …設置時に、ナットに緩み止め材を縫っておいたほうが良いみたい。
